11日の震災以降、仕事の調整や、娘の卒業式やらで、バタバタ過ごしてきたけれど、
忙しさから解放される、ぽっかりとした時間、たまらない気持ちに襲われていた。
”前向きに行かなくちゃね!”と言う一方で、
日本がこんなになってしまったというのに、これまでと同じように働けることに申し訳ない・・・
という気持ちに襲われたり、
テレビで悲惨な映像を観ながら、涙を流したあとに、
別の番組に変わったテレビを見て、笑ってしまう自分に罪悪感を覚えたり。
”あの同じ時刻に亡くなってしまった高校生がたくさんいる、
あなたのやるべきことは、今に感謝して、これまでと同じように毎日を送ることだ”
と、子どもに伝えながらも、息子のいつものおちゃらけぶりが受け入れられず、
”不謹慎だ!” と怒ったり。
そんなときに、この方のこの記事で、もやもやした気持ちから、少し脱することができた。
こちら★★
ケーキを食べることも、じつは不謹慎なんじゃないか・・なんて思っていた。
食べるときに、娘が、「被災地の人たちってケーキ食べられないんだよね。」と言っていて、
胸が締め付けられた。 その事実に対する胸の締め付けはもちろん、
子どもも、そんなことに胸を痛めているんだなと知って。
「うん、でも、ケーキが食べられる人は美味しく頂いて、元気に生活しないとね。」
と、答えたけれども、結局のところ、そうなんだろうと思う。
これまでと変わらず仕事ができる人は、これからの日本のために頑張らなくては。
人がいうところの、”不謹慎” に振り回されることなく、日々の生活に感謝して
前進しなくては。