お正月の風物詩といったら、
箱根駅伝。
2日と3日はどこへも出かけたくない理由のひとつは、駅伝があるから。
昨日は夫の母と、今日は私の母とテレビの前に座り込んでいた。
二人とも駅伝好き。
義母は、息子が行っていた大学を応援しているようだったけれど、
私などは、もうどこが優勝してもいいから、最後までみんながんばってー☆ という気持ちだった。
東洋大の柏原君は昨年同様にすごかったけど、今年もすごかった。
今朝の朝日新聞に彼の記事があった。
彼は高校時代は全国大会など一度も出たことがなかったそうだ。
”大学を卒業した後は、今のところ走るつもりはない”のだそうだ。
そういう彼が、来年、再来年の駅伝でどんな姿を見せるのか、
本当に卒業後走るのをやめるのかどうかはわからないけれど、
私は、”
先のことを考えない、だからこそ今この時は全力を出しつくして、悔いない記録を残したい。”
という彼の考え方に、とても共感する。
2003年から2008年までの私の年月は、ほんとにいろいろあった。
一晩で語りつくせないくらいのことがいっぱい。
これでもかこれでもかと。
常に2年、3年先を見すえながら備えてきたものは、ある日一瞬にして崩れた。
それはその一年前も、半年前も、それどころか前の日ですら予測できないことだった。
その経験から、先のことは考えないようにしている。
明日のことは明日の自分が考える。
将来のために何かを積み重ねるのではなくて、
日々積み重ねたものが、気づいたら形になっていた・・・という感じがいい。
それが幸せだ。
あさってから仕事がはじまる。
昨年、社員に切り替えるか、この先も派遣で通すか悩んだが、
今現在の生活が派遣に合っているから・・ということで、いましばらく派遣で通すことにした。
来年のこと?
分かりません。
もしかしたら、また教室だけに専念してるかもしれないし、
まったく異なる仕事に就いているかもしれないし。
2010年。
”今年も一日単位でがんばろう。”
これが私の目標。