今年は親子バトルの多い一年だった。
(あ、息子のほうです。)
なんせ難しい15歳ですから。
言いたいこと、ひっぱたきたい気持ちを、ぐっと抑える・・・訓練の日々だった(笑)
あー言えばこういう・・・、こう言えばあぁいう・・・の毎日でしたし、
親の言うことなんて聞けねえ!って感じでしたからー。
こ~の~や~ろ~~~っ!!と、
男親だったら、胸ぐら掴んで一発ぶんなぐりたい場面はいくつもありましたねー。
(あ、うちのオットは男なんですけど、そういうタイプじゃないんです・・・・。
実際そうだったら困りますけど。)
でも、アンジェラ・アキの 『手紙』 じゃないけど、息子自身が一番、いろんな狭間で考え、行動してきた
一年だったのではないかと思う。
今年の秋に、とある事がきっかけで、3時間くらい親子でとことん話し合った。
日ごろポーカーフェイスで本音を言わない息子が、私に本音をぶつけた。
それから少し変化した。
15歳・・。
大人でもなく子どもでもないこの時期は、彼らなりに考え悩み、親の言うことに逆らって歩き、
いろんなことに気づく時期。
私にも経験があるから分かる。
先日、高校を卒業したころの自分の写真をみてゲッと思った。
な・な・なんちゅう化粧をしてたんだ、私は!!。
笑って母が言った。
「だって あのころ、”みっともない、似合わないからやめなさい”といっても、
言うこと聞きゃしなかったもの。 ほんと、ひどい顔よね・・・・。」
かつて、私自身に対してぐっと我慢して静かに見守ってくれていた人がいたんだと、
改めて感じた。。
先日のクリスマスイブで、はしゃぐ彼の表情が、
一瞬幼児期にもどったかのようで、うれしかった。
プレゼントしたマフラーを巻いて、娘のプレゼントの貯金箱にはしゃぐ姿は、まだまだ可愛い。
(・・・・って言ったら激怒されるだろうな。)