休日の朝、起きる原動力になっているのは、”朝食に作りたいもの、食べたいもの。”。
平日が慌ただしくて、コーヒー飲みながらパンをかじる・・という、かなり手抜きな朝食をと
っているからだと思う。
休日は時間に追われることがないので、ゆっくり作って、ゆっくり食べられて、
朝食そのものだけではなく、その時間と空間全体を楽しむことが出来るから好き。
休日の朝食を丁寧にすると、その日一日が丁寧になる。
ゆっくりと座って部屋全体を見回す。
”あ、今日は、ここを片付けよう。”とか、”あ、今日のうちにあれを洗ってしまおう。”
とか、平日の朝には気づかないことがたくさんある。
子どもも精神的にゆっくりしているから、平日よりまともな会話ができる。
平日はどうしても、時間に追い立てられるから、
”早く~しなさい。””まだ~やってないの?”という言葉が増えてしまう。
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窓をあけると、入ってくる風が秋の風になり、肌で目で感じるものすべてが
秋を感じさせるようになった。
毎年夏が苦手で、秋になるとほっとしていたのだけど、
今年はどういうわけか夏が恋しい。
秋ってこんなに悲しかったっけ?と思ったりする。
今年は、年齢からくる心身の変化からくるものも大きいのかもしれない。
昨年までは強気でこなせたことがこなせなかったり、
気付くと、つい弱音を吐いて人に救いを求めたりしている。
自分は人に必要とされているのだろうか、
自分の存在価値ってあるんだろうか・・なんてことまで思いつめる。
この時期、なんとか乗り越えるためにはどうしたらいいんだろうと、自問自答の毎日。
答えは見つからないけれど、ただ一つ、毎日の生活を丁寧に続けていくこと、
そして、生活の中で気付かされる、ちょっとしたヒントによって助けてもらうしかない。
目の前にあるもの、あること一つ一つを丁寧に摘み取っていくしかないんだと思う。