毎年この時期に思うこと・・。
それは、いろいろな場所でクリスマスを迎える人がいるのだということ・・・。
いろいろな人と、いろいろな思いを抱きながら迎えるクリスマスがあるということ・・・。
あの母子が、今年も無事にクリスマスを迎えますように。
名前も知らない、たった一度しか会ったことがない、あの親子。。。
でも、一緒に、”きよしこの夜”を口ずさみましたね。
コーラスにあわせて大きな声を出して歌い出した子どもたちに、
私たちは、困惑しながらもほほえましく、ちょっとだけ涙を浮かべていましたね。
この先どれくらいかかるか分からない通院生活に、私もあなたも疲れた顔をしていましたね。
自分にはわからない、原因のわからない奇病がこの世の中にまだまだたくさんあるのだということ、
それと戦っている親子がたくさんいるということ、その時期私は知りました。
娘がピアノに駆け寄っていき、
あなたの息子さんが車椅子でうれしそうな顔をしているのを見ながら、
隣同士座っていた私たちは、”きよしこの夜”を小さく口ずさみ、笑顔を交わしましたね。
検査後の疲れた私の心に、
クリスマスの歌声と、大きなクリスマスツリー、そして見ず知らずのあなたの笑顔に癒されました。
娘が仲良くしているお友達のママが
3人の子どもたちを残して、昨年の12月に亡くなりました。
どういう境遇にある子どもたちにも、
平等に、
たとえささやかでも、
アドベントをお祝いしてもらいたいと思って、
アドベントカレンダーを兄弟たちに買ってきました。
週末はクリスマスツリーを飾りましょう。